右肘外側靭帯損傷で後遺障害12級13号が認定されて基礎収入額を争った事例

(事故と障害の内容)

ご依頼者様(40代女性)が原付で道路を直進中に対向車線から右折して路外施設に入ろうとした軽トラックと衝突して転倒し、右肘外側靭帯損傷になりました。

(ご依頼の経緯)

ご依頼いただく前に、すでに右肘外側靭帯損傷で「局部に頑固な神経症状を残すもの」として12級13号が認定されていました。

保険会社から400万円の示談金提示がありましたが、その金額が適切であるかどうか疑問に抱き、ご相談に来られました。

(受任後の活動)

保険会社の示談提示額を精査したところ、以下の点が不当な金額でした。

・逸失利益

確定申告上の金額をもとに、基礎収入が約50万円で計算されていました。
依頼者は自営業を営んでいましたが、確定申告に誤りがあり、実際の収入金額はもっと上でした。
そこで、依頼者の業態を聴取し、売り上げと経費に関する資料を集め、実際の収入が約300万円であると主張しました。

・後遺障害慰謝料

保険会社の提示額は150万円でしたが、後遺障害12級の裁判基準は290万円ですのでこの点も主張しました。

(結果)

交渉で約300万円増額させて、合計約700万円で示談をしました。

(解決のポイント)

保険会社の提示額に疑問を抱いてすぐにご相談いただいたことと、収入に関する資料を丁寧に集めて主張したことで、金額が大幅に増えました。

 

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