胸椎圧迫骨折で脊柱の運動障害(8級)が残って約2400万円で示談した事例

(事故と障害の内容)

ご依頼者様(50代女性)が自転車で交差点に進入したところ交差点の左から進入してきた自動車と衝突して胸椎圧迫骨折をしました。

(ご依頼の経緯)

事前認定で後遺障害8級(脊柱の可動域が参考可動域角度の2分の1以下)が認定された後に保険会社から示談金の提示(約1900万円)がありましたが、その額が妥当か否か疑問を持たれてご相談に来られました。

(受任後の活動)

1 保険会社の提示額

保険会社の提示額で不当に低い費目がありました。
① 後遺障害慰謝料 400万円の提示
② 逸失利益    60歳以降については、収入について年齢別平均給与額をもとに計算

2 裁判基準での計算

後遺障害慰謝料は、8級の場合、裁判基準では830万円です。
逸失利益についても、60歳以降の収入を直ちに年齢別平均給与額で計算する必要はなく、症状固定時の収入(年齢別平均給与額よりも高額)をもとに計算をして、保険会社と交渉をしました。

(結果)

合計約2400万円で示談をしました。わずか1カ月で約500万円の増額です。

(解決のポイント)

保険会社の提示額は不当に低いことがほとんどですので、保険会社からの提示を受けた後は、一度、専門家にご相談ください。

 

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