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放置されていた後遺障害申請を被害者請求に切り替えて併合8級。総額約2710万円で解決した事例

(事故と障害の内容)

50代の専業主婦のご依頼者様が、親族の運転する自動車の後部座席に同乗中の事故で、頭部外傷(くも膜下出血等)による高次脳機能障害と、胸腰椎の圧迫骨折(ボルト固定手術)などの重傷を負った事例です。入院は手術とリハビリで約3か月に及びました。

 

(ご依頼の経緯)

保険会社に任せていた後遺障害の認定手続(事前認定)が2年以上も放置されており、不信感を抱いたご家族からご依頼いただきました。

 

(受任後の活動)

放置されていた事前認定を見切り、当方で資料を整えて被害者請求に切り替えました。複数の病院のカルテを取得して意識障害や症状の経過を整理し、高次脳機能障害の立証資料(日常生活状況報告書等)をご家族の協力を得て丁寧に作成しました。また、医師の作成した書面に等級を下げる根拠とされかねない記載があったため、カルテとの整合性を理由に訂正を依頼しました。

その結果、高次脳機能障害9級+脊柱の変形障害11級で併合8級が認定されました。

示談交渉では、シートベルト非着用を理由とする10%減額の主張に対し、法律の条文構造と裁判例を示して5%まで圧縮し、主婦としての休業損害・逸失利益も賃金センサスをベースに請求しました。

 

(結果)

自賠責保険からの819万円を含む総額約2710万円で示談が成立しました。

 

(解決のポイント)

保険会社任せの事前認定は、放置されたり資料が不十分なまま進められたりするリスクがあります。被害者請求への切替えにより、適正な等級と支払時期を自らコントロールできました。

主婦の方でも休業損害・逸失利益は賃金センサスをベースにしっかり請求できます。

 

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