むちうち症とは

 むちうち症という言葉をよく耳にするのは交通事故によって怪我を負った場合だと思います。
町中でもよく首にコルセットを付けて首が動かない状態にしている人を良く見かけますが、交通事故によるむちうち症という症状を負ってしまった人が多いと言えます。

 

 交通事故は日本国内で年間で100万件近く発生していますが、これだけの数が発生していればむちうち症の症状を持つ人が多数いることも納得です。
むちうち症は俗に頸椎捻挫と呼ばれる症状ですが、交通事故による衝撃で首がむちを打ったようなしなった状態になり、首の骨や筋などを痛めてしまうことによりおこります。

 

むち打ち症は特に、追突事故という交通事故の類型でよく見られます。
追突事故とは、停車中の車などの後方から走行してきた車が、停止中の車の後部に追突する事故類型をいいます。
追突事故が起こると追突された側の車両に乗車中の運転者等は、後方からの衝撃を受けて体が前に押し出されるような状態になります。
この時に頭部だけは衝撃に耐えようと反対方向へ力が加わり、前方方向へ移動しようとする体部分と後方へ力が加わる頭部との間にある首部がクの字のように折れ曲がることによって首に強い力がかかり、いわゆるむち打ち症と呼ばれる症状を引き起こしてしまいます。
 

 

  むち打ち症は交通事故で負った負傷の中では非常に多い症状ですが、問題なのはその病状は様々で、短期間で完治する人もいれば、完治までに長期間を有する人もいますし、さらには後遺症として頭痛や耳鳴り、平衡感覚の消失といった症状を起こす人もいて、その症状に対する補償の問題は複雑であると言えます。
このような複雑な交通事故に関する補償の問題を個人で解決しようとすれば非常に労力を使うのが事実です。

 

 このような問題を解決しようとすればやはり、交通事故の解決に精通した弁護士に依頼することがベストと言えます。
弁護士は紛争を処理するスペシャリストですから、あらゆるトラブルにも柔軟に対応してもらえると言えます。
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