長管骨の変形で12級の後遺障害が認定され、示談金が1か月で約200万円増額した事例

(事故と障害の内容)

ご依頼者様がバイクで走行していたところ、対面の車が急に右折をしてきたことからバイクと衝突したため、ご依頼者様の右手の尺骨が変形して橈骨が骨折し、長管骨に変形を残すものとして12級の後遺障害になった事例
 

(ご依頼の経緯)

保険会社から約720万円の示談金の提示がありましたが、逸失利益の金額が6年分しか算定されずに低かったことから、示談金増額交渉のためにご依頼がありました。
 

(受任後の活動)

本件の争点は逸失利益を何年分まで認めるかです。
逸失利益とは、もしその事故がなかったら得られたであろう将来の収入のことです。
人は一般的に67歳まで働くであろうということを前提に、裁判実務上、67歳までの逸失利益が認められます。
もし、症状固定時50歳であれば、67-50=17年分の逸失利益が認められるという計算です。
保険会社は、さしたる根拠もなく逸失利益を6年分としていましたので、弁護士が、保険会社に対し、67歳までの逸失利益を認めるように交渉しました。
 

(結果)

保険会社との交渉の結果、逸失利益を11年分まで増やして(ほぼ裁判基準の年数です)、合計約930万円で示談しました(約200万円の増額)。
ご依頼頂いてから解決まで約1か月というスピード解決です。

関連記事

「12級」の解決事例

「50代」の解決事例

「上肢・下肢の障害(欠損・変形、関節可動域の障害など)」の解決事例

「上肢(肩~手指)」の解決事例

「会社員」の解決事例

「保険会社提示の金額」の解決事例

「後遺障害あり」の解決事例

「示談提示後」の解決事例

「車対バイク」の解決事例

「骨折」の解決事例

078-325-5585
予約受付(平日)9:00-18:00